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混乱を乗り越えてこそチームの結束がある (兵庫県淡路市委託事業)

2019年度に引き続き、2020年度も兵庫県淡路市からラグビーレガシープロモーションの委託事業で

淡路島の小学校に訪問させて頂いております。

単にラグビーを楽しむという時間ではなく、子どもたちが積極的に学べる時間を提供したい!ということで

タグラグビーを通して「チーム基盤型学習法/TBL」に近い学習法を取り入れ、授業に取り組みました。

※予習→準備確認→学習内容の応用という流れで進むこの学習法。

またTBLの中で目標→プランニング→実行→見直し(振り返り)→実行というPDCAサイクルのような問題解決プロセスも

楽しく学びました。

チームミーティングでは子どもたちはチーム目標と現状の差分を埋める為、

積極的に自分の意見を伝え、また他者の意見を聴き理解することを何度も繰り返し行っていました。

チームが形成される中でコンフリクト(対立)を恐れず、自分の意見を伝え、そして理解する努力をする。

すぐに協調し合うことができればいいですが、中々話し合いが前に進まない場合もあります。

そんな時、お互いがストレスを抱えた中で逃げずに話し合い、チームにとってベストな落とし所を見つけることが

チームの成長にとって重要になります。

混乱を乗り越えてこそチームの結束が得られるのです。

 

※写真の掲載は学校から許可を得ております。

  

 

 

  

 

最後にチームで何を学んだが発表してもらいました。

プレゼンターが勇気を持って発言してくれることに対し、聴く側は敬意を見せようということで

聴く側のルールとして、

●必ず話し手の目を見る(威圧的ではなく)

●理解する努力をし、頷いたり、笑顔を見せる

●プレゼンターに対し、大きな拍手をする

ということを子どもたちと約束しました。

子どもたちはプレゼンターを怖がらせないよう僕が言ったことを守り、真剣に話しを聴いてくれていました。

これはまさに担任の先生が日頃から言っていることで、僕が違う角度から伝えることで子どもたちから先生へのリスペクトも生み出せます。

ゲストティーチャーとしての私の役割は「クラスを結束させる」ことと「子どもたちの矢印を先生に向ける」こと。

 

早速、先生から3学期も継続してタグラグビーを取り入れてくれる連絡を頂きました!これは嬉しい!

 

 

 

こういった活動を通して、子どもたちがのびのび成長できる環境を作って行けたら嬉しいです。

次は2021年1月です!もう楽しみです。